はんごんたん処方箋

足跡掲示板

  • センダ様、発作時の辛さよくわかります。アブレーション技術は目まぐるしく進歩しています。そろそろ自分もと思うのですが、ななかな踏ん切りがつきません。なにせ、なんともないとこきはすこぶる快調なのですから。お大事になさってください。 ( panawang - 2018.09.27 17:45 )
  • 私も心臓の具合悪いです、疲れると(ストレス、暑い夏)心臓が悲鳴を上げます、不整脈と息苦しさ、胸の違和感を感じます。 ( センダカツミ - 2018.09.16 10:08 )
  • Repuさん、ありがとうございます。おかげさまで、発作は収まりまして、軽快に過ごしています。ただ、寝てばかりいたせいか、筋肉がすっかり落ちてしまい、目下復調に向け励んでいます。また、雑穀でお会いしましょう。 ( panawang - 2017.06.16 17:39 )
  • 救急搬送され、その後の経過はいかがでしょうか?決して無理されませんように。 いつも美しい写真、楽しませていただき、ありがとうございます! ( Repu - 2017.06.15 21:59 )
  • float cloudさん、コメントありがとうございます。返事遅くなりました。すみません。過分なおほめを頂き、こそばゆいです。つたない文章ですが、書くことによって、自分の考えをまとめようと努めています。当HPに辿りついていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。 ( panawang - 2016.05.15 19:44 )

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Help にゃ〜ん♪
山の本 : 「ソロ」 笹本稜平 著 ★★★ 祥伝社
投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-12 11:48:17 (389 ヒット)

ローツェ南壁の単独登攀を目指す青年の物語。
トモ・チェセンのローツェ南壁単独登攀は当時の登山界において衝撃的だった。単独無酸素、しかも三日で達成なんて無理だ、不可能に近い。その信憑性について物議を醸し出した一大事件でもあった。
主人公はトモ・チェセンの手記を読んで感動し、彼のルートを辿ることによって、トモ・チェセンがなし得た偉業の証明をなし得たいと決意する。

物語は終盤にくるまで、とても長く冗長的な挿話が繰り広げられる。クーンブ山群やカラコルムの峰々の描写はそこに行ったことのない読者にとってはちんぷんかんぷんだろう。逆に、実際にその山々に入ったことがあるものにとっては、そのときの思い出とだぶらせながら読み進むことが出来る。

主人公とトモ・チェセンとの出会いの中で、彼が山頂付近に残してきたハーケンのことが触れられる。そのハーケンがキーワードになるのかしら、と読み進めてきて、終盤のクライマックスで、やっぱりこんな「落ち」だったのかという結末だった。

物語の相当部分はストーリー性に欠けるが、終盤の臨場感に満ちた登攀シーンがこの物語を救ってくれた。

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