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  • Repuさん、ありがとうございます。おかげさまで、発作は収まりまして、軽快に過ごしています。ただ、寝てばかりいたせいか、筋肉がすっかり落ちてしまい、目下復調に向け励んでいます。また、雑穀でお会いしましょう。 ( panawang - 2017.06.16 17:39 )
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  • float cloudさん、コメントありがとうございます。返事遅くなりました。すみません。過分なおほめを頂き、こそばゆいです。つたない文章ですが、書くことによって、自分の考えをまとめようと努めています。当HPに辿りついていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。 ( panawang - 2016.05.15 19:44 )
  • こんばんは〜、はじめまして、はんごんたんさん。プロフィール欄がないので、いったいあなたが、どういう方なのかわかりません。 ぼくは、1948年生まれで、4年間、富山大学の薬学部に在籍していました。その間、薬学部の山岳同好会に在籍もしていました。いまも藪山登りをしていて、 3,4年前まで山中に限って、たまに心臓に異常をきたしていました。偶然、この楽しいブログに出会いました。内容もさることながら、文章もしっかりしていて、すばらしいブログだと思い、ここに投稿させていただきました。 ( float cloud - 2016.05.13 20:53 )
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山旅 : 明星西壁・風ルート 下部1ピッチ 2017/10/21
投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-10-23 13:21:02 (40 ヒット)

同行者 T君

明星西壁風ルートは2013年11月2日以来。本チャンは同じく西壁竜ルート2014年5月17日以来。岩に触れるのは今年5月の雑穀以来。このルートの残置ピンは古いものが多く、遠いものもみられ、おもいきった登り方ができないので、そのリボルトを考えていた。ペツルのアンカーやもろもろの装備を整え、ようやく迎えた今日だった。だが、連日の雨で壁からは染み出しがみられ、登ることすらままならず、リボルト作業ははかどらなかった。
本チャンに備え少しでもクライミング感覚を維持しようと、今年夏からクライミングジムに通い始めたが、実際の岩壁は手強かった。足の使い方が全くわからず、アブミに頼ってしまい、あげくのはては強引に引き上げてもらう始末。

待ち合わせの時刻になっても相棒は来ない。メールで、天候が怪しく、大丈夫だろうか、とスカポンタンなことを言ってくる。すっきりとはしない天気だが、だいぶ遅れてきたTを乗せて高速を利用して目的地に向かった。

小滝川沿いの林道には車が一台止まっている。はたして、我々と同じく西壁に向かっているのか、はたまたキノコ目当てなのか。リボルトに使うハンマードリル、そのバッテリー、アンカーボルト、登攀具を詰め込めこんだずっしりと重いザックを背にして、西壁へと向かう。取り付きまで、ゆっくりあるいて1時間弱。

左の竜ルートに男女二人の組が取り付つこうとしていた。我々が目指す風ルートは染み出しがあって、一目でフリーでは無理とわかる。リボルト作業をどう進めるか段取りを話し合う。結局、下からのプッシュアップではなく、上から懸垂しての作業と決める。

まず、セルフビレイ用にとTが用意したアルミ製のペツルブリーユをセットする。ボルトはオールアンカー。思いのほか軽く入ったが、ナットはきつく締まったので効いているだろう。

1ピッチ T リード
本来のルートの濡れているところを避けて、一旦右の階段状から登りだす。表面は乾いているように見えても、岩のくぼみやクラックに指を突っ込むとヌメっていて、決してよい状態とは言えない。Tはフリーで行こうとするがかなり難渋している。A0、アブミを使って慎重に登っていく。5ピン目ぐらいだったろうか、次のピンまでがちょっと遠い。そこでハングすること1時間強。ようやく意を決して越していった。自分の過去二回の経験からは、そんなに手こずったとは思えないのだが。岩が見えていないようだった。Tは力強いムーブを得意とするが、安全が確保されてない場合は決して無理はしない慎重派でもある。そこを超えるとハング下の1ピッチ目の終了点はすぐだ。この間、何回も上から落石が降って来た。幸いハング下なので直撃は避けられた。岩から離れたところからビレイしてなくてよかった。

次は自分がフォローする番。ハンマードリルなどのリボルト装備を入れたザックを補助ロープで引き上げることにして、そのロープをバックロープにして登りだす。
だが、フリーで行こうという思いは一気に砕かれる。足で岩を支えるというか、蹴るというか、岩に立つという感覚がまったく沸いてこない。腕だけに頼ってしまうものだから、フリーなど程遠い。結局アブミを出して、Tが難渋したところも無理やり引っ張り上げてもらって、なんとかビレイ点まで辿りつく。

ビレイ点にはしっかりとしたRCCボルトが2本。その上にはさびたリングボルト3本に残置シュリンゲが幾本もぐるぐる巻きにしてある。ロープマンを使って下のザックを引き上げる。Tの意向で、懸垂用に、またトップロープとしも利用できるラペルリング付鎖を取り付けることにする。まず、ブリーユハンガーを打ちこむ。一本目は成功。2本目、穴を穿とうと2回トライしたが2回とも穴の周りが欠けてくる。変だなと思って、ドリルの先端を見ると、刃が無くなって摩耗していた。そこで、ステンレスクールボルトに切り替えることにした。ブリーユ用オールアンカーとはドリルの径が異なる。新たにドリルをセットして、穴を穿つ。一発目で成功。クールボルトを叩き込む手ごたえもオールアンカーよりはるかにある。結果的には、ブリーユ2枚よりもよかったかもしれない。ラペルリング付きチェーンを2個のハンガーにセットして今日の作業は終了。古臭いむさったシュリンゲを処理して後、セットしたラペルリングで懸垂して取付きに戻った。

ペツルアンカーは初めての経験だったので、試行錯誤の第一回目のリボルト作業となった。要領がわかったので、次回はルートの古くてさびたリングボルトの打ち直しができるだろう。ちゃんと乾いた日を待って行こう。

私が下でビレイしている間に、竜ルートを終えた組が懸垂で降りてきた。その人から「今更リボルトする必要なんてあるの」と聞かれたので「安全のため」とだけ答えた。


過去2回の記録:
心の中を吹き抜ける風 明星西壁・風ルート(またもや敗退) 2013/11/2

明星西壁・風ルート 下部2ピッチ 2013/6/16

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