はんごんたん処方箋

足跡掲示板

  • センダ様、発作時の辛さよくわかります。アブレーション技術は目まぐるしく進歩しています。そろそろ自分もと思うのですが、ななかな踏ん切りがつきません。なにせ、なんともないとこきはすこぶる快調なのですから。お大事になさってください。 ( panawang - 2018.09.27 17:45 )
  • 私も心臓の具合悪いです、疲れると(ストレス、暑い夏)心臓が悲鳴を上げます、不整脈と息苦しさ、胸の違和感を感じます。 ( センダカツミ - 2018.09.16 10:08 )
  • Repuさん、ありがとうございます。おかげさまで、発作は収まりまして、軽快に過ごしています。ただ、寝てばかりいたせいか、筋肉がすっかり落ちてしまい、目下復調に向け励んでいます。また、雑穀でお会いしましょう。 ( panawang - 2017.06.16 17:39 )
  • 救急搬送され、その後の経過はいかがでしょうか?決して無理されませんように。 いつも美しい写真、楽しませていただき、ありがとうございます! ( Repu - 2017.06.15 21:59 )
  • float cloudさん、コメントありがとうございます。返事遅くなりました。すみません。過分なおほめを頂き、こそばゆいです。つたない文章ですが、書くことによって、自分の考えをまとめようと努めています。当HPに辿りついていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。 ( panawang - 2016.05.15 19:44 )

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山の本 : 「K2 非情の頂」ジェファニー・ジョウーダン 著 ★★★★ 山と溪谷社
投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-12-25 19:04:55 (65 ヒット)

副題として「5人の女性サミッターの生と死」とある。
文字通りK2に登頂した5人の女性を追ったノンフィクション。5人は登頂後に亡くなったものもいれば、その後、他の山で帰らなくなった人もいる。8000メートルを超える高所での過酷で壮絶な登攀場面やビバーク場面での死と直面した描写は秀逸。そこでは「生」が描かれている。そして、その「生」のちょっとした先にある「死」、それは山という特殊な条件下だけにあるわけではないが、山においては「非情」という言葉が必ず付いてまわる。これが通常の死と過酷な山での死との違いだろう。後に「ブラックサマー」あるいは「嵐の夏」と呼ばれることとなった1986年のK2、以前読んだ「K2 嵐の夏」の中で登場したジュリー・トィリスもそこでの犠牲者の一人。「K2 嵐の山」の中ではパートナーのクルト・ディームベルガーとの山行を中心に描かれているが、本書ではジュリー・トィリス個人についても幼少期の頃から追っていて興味深かった。他の4人も同様、なぜK2を目指したのか、なぜK2でなければならなかったのか。彼女らの山での死の非情さが切々と描かれている。
ただ、ひっかかった点が一つ。それは山に対する著者の先入観。冒頭からそれは出てくるのだが、「山においては、女性は男性から蔑まれている」「チームにあってはお荷物でしかない」と本書に登場する女性クライマーが感じていた、と著者が断じている点。そういう下地のもとに本書が成り立っているのが、ちょっと残念だった。

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