雪の重みから、庭の木の枝を守っていやるのが雪吊り。縄で枝を吊るすのだが「雪吊り」という。雪が積もると、その雪を吊っているように見えるからだろうか。毎年この時期になると、晴れ間をぬってやっている。親父の手伝いから始めて、かれこれ40年近くなる。今では一人でやらなければならなくなった。猫の額ほどの庭なのだが、父の残してくれたものだから、と思って続けている。