セッコクの紅花が花開した。花芽をつけ始めてから、だんだん膨らんできて、どんな花が咲くのか、ワクワクしながらの数か月、一つも欠けることなく無事咲いてくれた。開花直前は小娘を思わせる躍動感があり、それはそれで初恋にも似た楽しい期間であった。こうして満開になってみると、華やかで、ボリュームもあり、大人の魅力たっぷり。しばらくはお祭り気分に浸らせてくれそうだ。