徒然書き : キンカンのジャム
投稿者: hangontan 投稿日時: 2011-10-14 18:16:00 (687 ヒット)


これをつぶしながらグツグツ煮る。

キンカンといえば冬のものと思っていたが、今年の夏、群馬に出向いてみたら、7月初旬、黄色に熟したキンカンの実がたくさん成っていた。誰も採る者がいないその木はカナブン達の格好のえさ場となっている。一つもいで食べてみると、ひじょうに甘い。これはいい素材になると思い、鍋いっぱい拝借してきた。すりこぎがなかったので、竹製のへらでつぶしながら煮る。砂糖の分量はいいかげん、適当にドサッと入れる。へらでかき混ぜながらグツグツ煮る。やわらかくなってきたら、へらでつぶす作業が楽になる。ジャムとしては、まだキンカンの実の状態が三分の一くらい残った、おおざっぱな仕上がりとなった。出来上がるまで30分くらいか。あら熱をとって、空き瓶に詰めるると、3瓶できた。2瓶は冷凍庫で保存し、1瓶ずつ食することにした。パンを焼いて、マーガリンを付け、その上からキンカンジャムをざっくりとのせる。予想していた以上のうまさ。市販のオレンジママレードを凌ぐ出来具合となった。10月に入り、そのキンカンジャムの3瓶目が無くなった。やっぱりジャムは手作りに限る。来年もまた作ろう。

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