過去ログ : 会心のクズバ山 2006/4/28
投稿者: hangontan 投稿日時: 2013-4-26 18:49:33 (645 ヒット)



快晴の一日だった。
剱センターのゲートから小又橋まで歩いて40分。最近は自転車通学が流行のようだが、春山日帰りの軽装備ならそんなにきつくはない。小又川はまだ一面の雪。西小糸谷まで小川の流れをまたいでなんなく行き着ける。ゆるやかな小糸谷を取り付きの尾根を探しながら行く。結局コルの手前3番目くらいの尾根から取り付くことにした。だが、雪質がなんだか変。スカスカ、ズボズボ。全く締まっていない。ところどころ全層崩れている亀裂も見受けられる。途中から左の小谷に下りそちらを詰めることにした。デブリの跡だが締まっていて歩きやすい。そうこうしているうちに1625ピークに出る。そこからクズバまでの稜線がいやらしい。雪庇に注意しながら歩いていても、いつのまにか雪庇の上に立っている。途中の急登も雪がスカスカで帰りのことを心配しながらいく。
最後の急斜面はあえぐようにして上って山頂にたった。やはり、ここからの眺めは天下一品。大熊からコット谷、大日、奥大日、剱岳、猫又から東芦見尾根の大パノラマだ。今度は西大谷尾根への想いを胸に、帰路についた。

その後、2008年のGWに、念願であった西大谷尾根〜剱岳の縦走を果たした。



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