立冬を過ぎた頃、いつも訪れる里山の神社がある。お目当はこのセンブリ。草丈10センチ、花の径も1センチに満たないここのセンブリ。他の草に交ってまばらに咲いているので、気をつけて見なければまずわからない。今年はどうかと思ったが、やっぱりそれを確認してみるまでは落着かない。こうしていつものようにそこに咲いている姿を見て、うれしさがこみ上げてくる。こんな小さな花だけど、きっぱりと自分を主張しているんだなぁ。