山旅 : 大熊山 大熊谷西山稜1150まで 2013/12/24
投稿者: hangontan 投稿日時: 2013-12-24 19:20:25 (619 ヒット)

前回12月18日に来たときとは違って、今日は剱センター裏のスギの植林帯から取り付くことにした。

伊折には先着の地元ナンバーの車が一台止まっていた。雪上車のならしてくれた雪路を行くつぼ足は3人くらいか。はたしてどこへ向かったのか。

剱センターのゲートから少し先の小沢の手前からスギの植林帯に入っていった。植林帯の中は雪が締まっていて歩きやすい。植林帯はかなり上部まで続いて、どこにでも上がっていけるが、左よりの尾根状にルートをとる。途中にある林道の乗越しが気になっていたが、幸い林道の壁は雪崩れてきた雪でほどよい斜面となっていて、なんなく横切ることができた。植林帯が終わる頃、傾斜はゆるくなり、819のピークに出る。そこは巨大なタテヤマスギが幾本も聳え立っている平らな台地であった。主稜線はそこから左へと向かうのだが、その入り口がわからず、台地を10分ほど右往左往してようやく主稜線へと続く細尾根を見出した。

この一週間で山は様変わりし、上部では積雪が30センチはあったようだ。気温も低く、前回の湿った雪と比べるとはるかに軽い。スギの植林帯から離れると本格的なラッセルとなるが、それでも雪はまだ少ない。細尾根や急斜面では難渋する場面も幾度か。そのうち雪も舞いはじめ、どこで打ち切るかを考えはじめた。ゆっくりとではあるが一歩一歩、心臓の鼓動を確かめながらのラッセル。苦しいが、これが永遠に続けばいいのにと思えるくらいハイな気分。結局1150の胸突き八丁の細尾根を登りきって、本日の行動を打ち切った。一口の水と軽いレーションを摂ってから、新雪の斜面を浮遊人となって一気に駆け下っていった。

伊折から1150まで:登り3時間30分 下り2時間10分
取り付きから1150まで:登り2時間40分 下り1時間20分
やはり大熊谷西山稜を辿るにはこのルートがよいようだ、ただ、東山稜と比べて距離がはるかに長い。

大熊山 大熊谷西山稜950まで 2013/12/19

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