山旅 : 山の3Dモデルの作り方
投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-4-27 19:07:17 (1339 ヒット)







今でこそ3Dモデル花盛りのご時世。機械に通せばなんでも3D模型が瞬時に出来て来てしまう。山の3Dモデルもそんなに難しくはないだろう。3Dモデル用の地形図データも出回っていると聞く。

しかし、小生がこの模型を作ったのは二十年以上も前のこと。旅先での暇つぶしにと思って作りはじめた。以下にその手順を示す。

〆遒蠅燭ぬ老燭了外茲鬟バーした二万五千図の地形図、厚紙(使用した厚紙は約1ミリ)、糊、替え刃が出来る細身のカッター、を用意する
二万五千図の地形図一枚だと大きすぎるので、そこから、だいたいこれくらいの大きさにしたいという範囲を切り出す
C老楚泙鬟灰圈爾靴董厚紙に糊付けする
ぃ毅哀瓠璽肇覺岾屬飽かれている太い線に沿って、厚紙ごとカッターで切り抜く
イ海虜邏箸鮖海両紊ら、裾野から、飽きが来ないように適当に切っていってパーツとする。たとえ紙であっても刃物の切れ味が悪くなると力ばかり入ってすぐに疲れるので、頻繁に替え刃を交換する
Δ海譴世汎鷦仝掬には1/25000になるが、三次元的には約1/50000
Г修海猫イ悩遒辰織僉璽弔鬚發Π貪抔紙の上に糊付けして、輪郭をカッターで切り抜き最終パーツとする
┐修離僉璽弔鯆イ蟾腓錣擦道馨に形成していく(上から重しをする)
最後に裏から木をあてて糊付けし台座とする
これでだいたい山の形が出来上がるが、50メートルごとの厚紙の段差がくっきりしすぎる
そこで、彫塑などに使う形成用のセメントを指先で薄く塗る
セメントが乾いてから、もう一度作業を繰り返す。その作業を何回か繰り返し、だいたいのところで作業を終える

これで山の3D模型としては完成だが、第二段階として、この模型を原型として量産できるようにした。
〔老燭すっぽり入るプラスチックのケースをホームセンターで用意する
△修涼罎縫轡螢灰鷦脂(これが結構値段が張る)を流し込み、そこに模型を入れて、樹脂が固まるのを待つ
樹脂が固まったら、模型を取り出し。それをメス型とする
い修海貿輓ズ泙鯒く塗り、石膏を流し込んで固まるのを待つ
ダ亶僂固まったら取り出し、純白の山の3D模型の出来上がり

最初は石膏でメス型を作ろうとしたが、剥離剤を塗ってもうまく型抜け出来ないため、シリコン樹脂で型をとることにした。石膏を流し込む際の手際も大事で、あまりかき混ぜないのがコツなようだ。

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