はんごんたん処方箋

足跡掲示板

  • センダ様、発作時の辛さよくわかります。アブレーション技術は目まぐるしく進歩しています。そろそろ自分もと思うのですが、ななかな踏ん切りがつきません。なにせ、なんともないとこきはすこぶる快調なのですから。お大事になさってください。 ( panawang - 2018.09.27 17:45 )
  • 私も心臓の具合悪いです、疲れると(ストレス、暑い夏)心臓が悲鳴を上げます、不整脈と息苦しさ、胸の違和感を感じます。 ( センダカツミ - 2018.09.16 10:08 )
  • Repuさん、ありがとうございます。おかげさまで、発作は収まりまして、軽快に過ごしています。ただ、寝てばかりいたせいか、筋肉がすっかり落ちてしまい、目下復調に向け励んでいます。また、雑穀でお会いしましょう。 ( panawang - 2017.06.16 17:39 )
  • 救急搬送され、その後の経過はいかがでしょうか?決して無理されませんように。 いつも美しい写真、楽しませていただき、ありがとうございます! ( Repu - 2017.06.15 21:59 )
  • float cloudさん、コメントありがとうございます。返事遅くなりました。すみません。過分なおほめを頂き、こそばゆいです。つたない文章ですが、書くことによって、自分の考えをまとめようと努めています。当HPに辿りついていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。 ( panawang - 2016.05.15 19:44 )

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山旅 : かみさんと早乙女岳 2014/5/3-4
投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-5-5 20:30:32 (682 ヒット)

























先日(4/26)の“リベンジ”というほど大げさなものではないが、かみさんと連れだって早乙女岳に行ってきた。
前々から、コット谷を歩いてみたいとかみさんが言っていたので、それに付き合うことにした。

5/3 曇り
寒冷前線が通過する見通しで、富山は朝から風がとても強かった。そのうち雨も降り出したが、昼過ぎごろには前線も去ったとみえて、風もやや収まってきた。1時ごろ家を出て、小又川へと向かった。セブンイレブンで弁当を食べて、ついでに晩のおかずも調達。家から持参したのは米とラーメンと酒と嗜好品のみ。便利な、というか、ルーズな世の中になったもんだ。

2時半に小又橋の車止めを出発。林道をコット谷出合いへと歩く。途中、十数人の下山者とすれ違った。1時間50分かけてようやく、出合いに到着。最初の堰堤を渡渉して、コット谷のまん真ん中の木のたもとの雪面にテントを張った。前線の影響が残っていて、山は雲に覆われている。

一段落ついて、外の様子でも伺おうと、テントから顔を出したら、夕日に照らされた山稜が光輝いていた。山の端だけが刀の峰のように光っていて、神秘的な光景だった。これを見られただけであとはどうでもいいや、というくらの絶妙な光の当たり具合だった。

いつものように、コメを炊いて。今夜のおかずはセブンイレブン特選の「金のハンバーグ」と「金のビーフシチュー」とパックサラダとわかめスープ。これじゃ、家にいるのとおんなじだ。

5/4 晴れ
天気予報では雨の降る確率は一日中ゼロ。そんな予感にさせてくれるほどの朝の澄んだ空。
ラーメン餅を食べて、コーヒーを飲んで、お茶を作って出発。

テントの外で準備をしていたら、男女二人組が歩いてきた。あれー早いな、と声をかけたら、我々のすぐ下にテン張っていたとのことだった。昨日大日尾根を登って、今日は山ノ神尾根を行くのだと。やっぱり、コット谷出合いは格好のベースとなるようだ。ルートも色々選べるし、スキーも出来るし、水もあるし、なにより静かだ。定着してあっちこっちの山を登るにはもってこいの場所だ。

我々は、彼らより少し遅れて出発。コット谷を歩きながらふり返ると、山ノ神に上がるルンゼに二人が取り付いているのが見える。コット谷を登っていると、一ノ谷ばかりだけではなく、左手にいくつもの登攀意欲をそそられる谷や尾根がある。右手は大熊山の側斜面。雪がつながっていれば、大熊山の主稜線から一気に駆け下ることが出来る。

我々は直接コット谷のコルに突き上げないで、一つ手前にある左手の小さな沢を辿ることにした。下から見ると緩やかな斜面に思えたが、上部稜線に近付くに従い、斜度がきつくなり雪も堅くなってきた。この登りがかみさんにはこたえたらしかった。アイゼン、ピッケルが効くのでゆっくり登ればなんてことはないのだが、滑り落ちたときのことを考えるとつい力が入ってしまった、とは後の弁。

稜線に出てからはなだらかな雪面歩き。天気もよろしく、剱岳をはじめ周辺の山々の眺めを堪能しながら行く。この稜線がこんなにもすばらしいビューポイントとは想像していなかっただけに、なおさら感動しっぱなしだった。遠くには白山も見える。

かみさんにとっては最後の登りもちょっときつかったようだ。それでも、一歩一歩足を前に出して進んでいる。頂上台地に出ると、そこは野球ができるほどの平らな雪原だった。ホワイトアウトになれば、迷いやすい地形。GPSを使っても登ってきたログがなければ、かなりルートファインディングは難しいだろう。どこがピークだか判然としないので、大日岳に向かって歩いて、次の鞍部に下る地点まで進んで、少し引き返してきた。ピークは踏んでいるだろう。我々は早乙女岳が目的地だったが、大日岳を目指すなら、このピークはもしかしたらスルーしてくこともあるかもしれない。トレースはやや下の斜面をトラバースしいていた。

座り込んでサンドウイッチを作っていたら、朝出会った二人連れが山ノ神を終えて下ってきた。昨日大日岳を踏んだので今日はもうよいとのことだった。

さて、腹いっぱいになったので下山にかかるか。
かみさんも満足げだし、自分も先週2011で涙をのんだだけに、気分もよろしく腐りかけた雪を蹴散らしながら下っていった。右手には飛びこんでみたくなる沢が次々と出てくるが、忠実にコット谷コルまでトレースを辿ることにした。

テクテクあるいてテン場に到着。ゆっくりペースだが目的を達せられてよかった。
かみさんと次はどこの春山を行こうか、としゃべくりながら帰路についた。

小又橋からコット谷出合い(CS)まで 1時間50分
CSから早乙女岳まで4時間50分 CSまで2時間

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