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山旅 : 越中のトレッキング街道 伊折〜馬場島 2015/1/13
投稿者: hangontan 投稿日時: 2015-1-15 6:26:13 (268 ヒット)

久々の晴れの日、今日は歩くことにした。かといって、いつものごとく当てのあるわけでもなく、とりあえず伊折まで行って、それから足の向くまま気の向くまま、馬場島へと歩きだした。

一昨日のものと思われるスキーのトレースが一筋うっすらと残っている。傍らには県警の雪上車が半分雪に埋もれたまま放置してある。スノーシューで踏み出すと脛までもぐる。

気温が低いと、指先末端血行障害の自分にはかなりきつい。歩きだしてしばらくは指先が痛いくらいに冷たい。手袋三枚重ねでスタートしても一向に効果が無い。いつからこうなったのは定かでないが、気がついてみたら冬場になるとそれが顕著になり、年々症状が増して来た。原因となった出来事には二、三覚えがある。必ずしもそれが原因とは言えないかもしれないが、たぶん当たっているだろう。

剱センターに差し掛かるころ、日も差してきて、体はだいぶ温まって汗ばんで来た。しかし、手の指先は氷のように冷たい。たまらず、手袋から出して、左右の指先を口の中に交互に入れて温める。それだけでは足りず、脇の下に掌をやり加温。少しはましになってきて、歩き始めると左の指から先に感覚が戻って来た。右の指先が温まって来るのはまだしばらくの後。

この伊折から馬場島へと続く道は、剱岳の絶好ビューポイントでもある。山の端に隠れるときもあるが、それを出た瞬間に飛び込んでくる剱岳の雄姿は幾度見ても飽きることはない。それとは対照的に、脇を流れる早月川には雪が一面に布団のように覆いかぶさり、静寂な冬の景色を演出している。冬の今時分から5月の連休まで、晴れた日のトレッキングは至福の時間を提供してくれる。ネパールのエベレスト街道とくらべても負けてはいないだろう。

さて、トレースはだんだん薄くなり、ゾロメキを過ぎたあたりから完全に平らな雪原となる。馬場島はすぐそこだが、少しでも剱の眺望が効く中山へと入っていくことにした。変電設備へと向かう林道が右に分岐している。そこを辿って中山の尾根に向かう。一旦平らになると前方に小高い丸山が見えてくる。そこまで行けば剱が臨めるに違いない、その一心で丸山の斜面に取り付く。しかし、剱方面にはみるみる間にガスが巻き始めていた。こうなると時間との戦い。心臓をバクバクいわせながら必死こいて丸山に達した。なんとか間に合った。剱がガスに巻かれて消えそうになる瞬間だった。

その後、山の状況はめまぐるしく変化し、ガスが去った後はまた剱や周辺の山々が姿を現し始めた。帰り道は何度も何度も振り返りながら行きとは異なる山の風景に見入ってしまう。傾きかけた陽に照らされ薄く色づき始めた山肌が目と心に浸みこんでくる。

伊折から馬場島に至るこの道は冬から春先にかけて絶好のトレッキング街道だ。

行動時間:行き4時間10分 帰り3時間


































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