心房細動な日々 : 心房細動と心房祖動と山
投稿者: hangontan 投稿日時: 2015-8-26 19:44:52 (505 ヒット)

医師の言う通り、期外収縮と不完全右脚ブロックはそれほど大変な症状ではないとネットで調べて分かった。しかし、心房細動と心房祖動はちょっと厳しいらしい。
心室頻拍と共に発作を引き起こすと重篤な症状になる場合がある。心房細動と心房祖動のどちらであるかは、なかなか見極めが難しい。しかし、いずれも発作が出た場合は速やかな処置が求められる。一番怖いのは、発作が長引くと血液が澱んでしまい、その塊りの一部が脳に達し、脳梗塞を引き起こす、ということだ。当然山でそれが起こった場合は搬送が極めて困難で危険度がより高くなる。

不整脈が出たときの症状は重篤なものから軽微なものまで個人によって差があるが、私の場合、発作が起きると全く動けなくなってしまう。登山中に一旦発作が出てしまうと下りの途中であってもちょっとした登り返しがあるとかなり辛い。下山時に大きな登り返しがある山はなるべく避けるにこしたことはない。また、息を殺してのきついクライミングや登攀もよくない。その動きの後、脈がばらばらになる場面が幾度かあった。長時間に渡るバリエーションルートも考え物。たとえ異変が起きても直ちに下山にかかれる行程を意識して計画を立てなければならず、山域や内容はかなり限られたものになる。

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