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  • Repuさん、ありがとうございます。おかげさまで、発作は収まりまして、軽快に過ごしています。ただ、寝てばかりいたせいか、筋肉がすっかり落ちてしまい、目下復調に向け励んでいます。また、雑穀でお会いしましょう。 ( panawang - 2017.06.16 17:39 )
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  • こんばんは〜、はじめまして、はんごんたんさん。プロフィール欄がないので、いったいあなたが、どういう方なのかわかりません。 ぼくは、1948年生まれで、4年間、富山大学の薬学部に在籍していました。その間、薬学部の山岳同好会に在籍もしていました。いまも藪山登りをしていて、 3,4年前まで山中に限って、たまに心臓に異常をきたしていました。偶然、この楽しいブログに出会いました。内容もさることながら、文章もしっかりしていて、すばらしいブログだと思い、ここに投稿させていただきました。 ( float cloud - 2016.05.13 20:53 )
  • 337さんいつもどうも。歳をとるにつれて、自分の山も変わってきました。のんびり歩いていると、今まで見えなかったものが、見えてきたりします。楽しみが増えたように思います。 ( panawang - 2015.06.17 05:28 )

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本棚 : 「天を衝く」 高橋克彦 著 ★★★★★ 講談社
投稿者: hangontan 投稿日時: 2015-9-5 20:49:00 (206 ヒット)

「九戸政実」と言われても知っている人はそう多くはいないと思う。「南部氏」も同様。この小説に出逢うまで、存在はもちろん名前さえ聞いたことがなかった。もしかしたら、東北の地にあってはアテルイ同様伝説的な人物なのかもしれないが。

アテルイから安倍貞任、藤原清経そして平泉王国まで、延々と東北の地に根付いてきた中央、朝廷への意地。平泉は無念の幕を閉じたが、その火は南部の地に受け継がれていた。そして豊臣秀吉の時代になって、九戸政実を擁して再び燃え上がることになる。

向かうもの敵なしの九戸政実。東北の地にも秀吉の影がちらつき始めてきた。南部家は時代の趨勢に従って秀吉側につくことを決める。しかし、九戸政実は東北の意地を貫き通し、一族も敵に回して秀吉との対決を決意する。

その壮絶な最期はもちろん感動ものだが、物語全体を通して描かれる九戸政実の生き様に胸のすく思い。ただ戦上手なだけではなく、人物の大きさと懐の深さはまさしくヒーローここにありといった感がある。東北の地の雄になるだけならそれも叶ったであろう。しかし、時代はそれを許さなかった。

安倍貞任らが目指した陸奥独自の国造りのため朝廷と文字通り距離を置いていたように、九戸政実も東北の地への秀吉の干渉を由としなかった。

ここしばらく一連の東北作品を読んでみて、地方分権、道州制の呼び声は何も今に始まったことではなく、平安時代からずーっと根付く地方に見られる一つの構図だったことに気付かされた。

それは中央から見下ろした地方、という考えが一方にあって、それに抗する意地ともいえる。今大阪で気炎を上げている橋下氏の思いもそれに似たものかもしれない。

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