山旅 : かみさんと馬場島 2016/4/9
投稿者: hangontan 投稿日時: 2016-4-12 15:03:49 (478 ヒット)







たまにはかみさんとお散歩、ということで馬場島まで散策に出かけた。
いつものようにゲートから歩く。一週間前と比べるとずいぶん雪解けが進んだ。道すがらキクザキイチゲがよく目にとまる。他には花がないといっていいくらい、キクザキイチゲのオンパレード。この時期、馬場島までの道はキクザキイチゲ街道といっても過言ではあるまい。咲いている場所や陽の当たり方によって微妙に花の色や花弁の枚数が異なるようだ。概して杉林の中や日陰では色が濃いようだ。いつもならまだ雪の残る道路わきだが、雪解けの早い今年は開花も早いようで、歩いていると否応なしに目に入ってくる。

ゲートが閉じているため、この道路を行く人はめったにいない。せわしなく通り過ぎる車もなく、のどかな早春の散策が味わえる。

先週にはまだ雪原だった馬場島はすっかり雪が融けてしまっていた。芝生の広場は乾いている感さえある。GWのときでもこれほど雪がないというのは異例なことだ。少なくとも一か月は早く雪解けが進んでいる。雪代で水量が増した早月川の流れも豪快で、早くも初夏の様相を呈している。

ベンチに座って昼飯を食べながら、かみさんと二人して昔の山談義に花を咲かせた。
日常生活ではあまり意見の一致をみない我々だが、山に関してだけは共感する部分があるようだ。きょうも、もう昔のような山登りはできないな、ということで意見が一致した。家で埃をかぶっているおびただしいほどの山道具はどうしたものだろうか。

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