本棚 : 「幻魔大戦」1.2.3巻 平井和正 著 ★★★ 角川文庫
投稿者: hangontan 投稿日時: 2016-6-16 15:44:21 (447 ヒット)

少年マガジンで読んだ石森章太郎の「幻魔大戦」。SF度が高く、のめり込んだ覚えがある。だが、これから幻魔との戦いが本格的に始まるという時点で、連載は打ち切られてしまった。その後、再開されたとは聞いておらず、お釈迦になったものと思っていた。しばらくして、平井和正が描いた小説版があること知り、3巻まで買いそろえた。3巻までというのは、そこでマンガ同様、物語は終わっていたと思っていたからだ。

今、この感想文を書くにあたり、読み返してみて、ネットでいろいろ調べてみたら、小説には続きがあって、マンガも再開されていたことを知った。だが、マンガと小説とでは内容が異なり、独自にそれぞれの物語を形成していった模様。さらに、ネットで知る限り、小説は4巻目以降、3巻までとは違った毛色の路線になってしまっていたようだ。実質的に3巻までが、本来の、私が夢みた「幻魔大戦」であったらしい。4巻目以降は目を通しておらず、これからも読む気はない。物語の途中で、感想文を書くというのもなんだが、子供のころに夢中になって読んだマンガ「幻魔大戦」がとても懐かしい。

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