今週は毎日毎日雨ばかり。数日ぶりの雨のない一日だった。
立冬を過ぎた頃、いつも訪れる里山の神社がある。お目当はこのセンブリ。
草丈10センチ、花の径も1センチに満たないここのセンブリ。他の草に交ってまばらに咲いているので、気をつけて見なければまずわからない。今年はどうかと思ったが、やっぱりそれを確認してみるまでは落着かない。こうしていつものようにそこに咲いている姿を見て、うれしさがこみ上げてくる。こんな小さな花だけど、きっぱりと自分を主張しているんだなぁ。
朝起きて、いつも山の様子をうかがいに外に出る。
なにげに目線を下げると小さなピンクの花の群落が目にとまった。田んぼの脇に楚々と咲いている野の花。朝からなんだか得をした気分になった。
ゼラニウムは年中咲いてくれるが、今年の夏の暑さは格別だったので、今こうして咲いているのを見ると、よく頑張ったなぁ、と思う。
トイレの壁のタイルがはがれ落ちて久しい。修繕しようにも同じ寸法のタイルが調達できず、しかたなし工作してみた。はがれが広がらないように、まずシリコン剤を充填。デコパネをはがれた分の大きさに切って両面テープで張っつけた。プリントした写真を張って出来上がり。写真は簡単にはがせ、飽きたら取り替えられる。こんなときはスプレー糊が便利。
今年の6月末に我が家にやってきた。
手のひら大だった苗が、今は鉢からあふれんばかり。猛暑の夏は元気も今一だったが、涼しくなって秋めいてきた今日この頃、勢いが増してきた。この先いつまで咲き続けるのか楽しみだ。
かみさんが毎年恒例の梅ジャム作りにとりかかった。といっても、今はただ梅が熟してホタホタになるまで放っておくだけ。腐りかけ寸前にタネを取り出してジャムにする。台所には甘い香りが漂っている。皆さんもお試しあれ。
プランター仕立てのこの花、ここ数年花を咲かせるのだが名前がわからない。たぶんユリ科か、アマナやネギ、アサツキの類だと思うのだが・・・。
このモッコウバラ、うちに来てから5年たつ。だがしかし、これまで一度も花を咲かせたことがなかった。よその家では、毎年盛りとばかりに咲いているのに、なんでうちだけ?と思っていた。剪定の仕方が悪いのか、土壌が合っていないのか、うちが嫌いなのか。葉っぱはいつも生い茂り元気そのものだが、何故か花だけは咲かせなかった。それが今年になって、ようやく花芽を付け、そしてついに開花した。たった一房だけど、嬉しさと感謝の気持ちで一杯。咲いてくれて、ほんとうにありがとう。
このダイコンソウ、うちに来て数年たつ。鉢植えだったのだが、咲いたのは一年目だけ。二年目、三年目、葉っぱは見事に茂るのだけれど、花芽が育ってこない。そこで、鉢から放して、地面に植えてやった。しかし、やはり花は付けなかった。どんな花だったかさえ忘れてしまった。やっぱり駄目かと、あきらめ半分で眺めていた今年、花芽が上がってきた。橙色の小さな花だが、とても存在感がある。花があるそこだけ、ひきしまった感じがするから不思議だ。
生まれたての赤ちゃんみたいで、まだ女王の風格はない。来年、再来年と順調に育てくれと祈るばかり。
このヤマユリは一昨年我が家にやってきた。昨年は期待通り見事な大輪の花を咲かせてくれた。はたして今年はどうかと思っていたが、今週に入ってからの気温の上昇とともに、一気に芽が膨らみ、伸び出した。軸径はすでに1センチを超えている。力強く地面から突き抜けて、まるでタケノコのような印象。秋口の開花が楽しみだ。
その名を「イベリス」という。覚えやすいような、それでいてすぐに忘れてしまう。ホームセンターなどでポット植えで安く売っている。これは、四年前に花が咲いているものを買って来た。挿し穂ですぐ根付き、放っておいてもかまわない。管理が楽で育てやすい。だが、次の年から花が咲かなくなった。去年の春に土を入れ替えて、肥料もすき込んでやったら、今年の春先から花芽が育ってきた。気温の上昇とともに、花が開き、それがぐんぐん大きくなってくる。そして今、買ったときに付けていた花の倍以上大きな花を咲かせている。ありがとうね
このツバキ、四年前にうちにやって来た。次の年、雪で枝が折れ、夏には水切れですっかり枯れてしまった。もう駄目かと思って放置しておいたら、葉っぱが出てきた。そして今年の春、再び花を咲かせてくれた。花の形が変わっていて、つんと澄ました気取った様が気に入っている。
庭いじりをしていると、あれ?こんなところに植えたっけと、予期せぬところから芽が出てきたり、花が咲いてきたりすることがある。この花もその一つ。透き通るくらい真っ白な花弁は触れると壊れてしまいそうな薄いガラスのよう。その繊細な表情に見入ってしまう。小さな花だけど、大きな喜びを与えてくれる。
群馬にいる間中、気になっていた庭の花達。
仕事を終えて富山に戻ってきたら、クリスマスローズがちょうど見ごろになっていた。
可憐な花、すっくと伸びた立ち姿。よくぞ咲いてくれました。
福岡からサクラの便りが聞かれた昨日、富山は猛烈な春の嵐。各地からもたらされる「サクラの便り」はこの地にそれが届くまでのカウントダウン。そのサクラ便りを知ってか知らずか、我が家の春咲きのクリスマスローズの一株が開花した。ややうつむき加減に首を持ち上げたその様は清楚な少女を彷彿させる。他の株も花が少し開きかけたものもいくつかあるが、まだ五分咲きぐらい。花芽が膨らんで来て、とうに咲いてもよい頃合いなのになかなか咲いてくれない。はたしていつ咲いてくれるのかと、やきもきしながらこの数日過ごしていたが、その時は突然やってきた。今度旅先から帰って来た時には、ほぼすべての花が咲きそろっていることだろう。もしかしたら我が家のサクラも咲いているかもしれない。
三月に入って急に春めいて来た。特にここ数日のバカ陽気は異常だ。二月までの極寒の冬はどこへ行ったのやら。
うちの愛娘たちの花芽もだいぶあがって来た。それぞれ衣装を整え、開花までもうちょっと。
2013/1/13
2013/2/15
2013/3/7
花の期間が長く、色々な表情が楽しめるのも、クリスマスローズの魅力だ。
群馬から3週間ぶりに戻った私を最初に出迎えくれたのは、玄関に置いてあったこのパフィオだった。蕾からなかなか開花せず、やきもきさせられ、とうとう花を見ずじまいに群馬に行ってしまった。群馬でも気になるのは家の花たちのこと。無事咲いてくれていてよかった。
明日から旅に出る前に、庭の花たちのようすをうかがってみた。
花の子供たちが春を待っていた。
ワサビ
フクジュソウ
サクラソウ
ミツマタ
クリスマスローズ
落ち葉をどかすと
クリスマスローズ
シクラメンは苦手な花の一つ。夏の間にたいていダメにしてしまう。
あまり手がかからないと人が言うのだが、何かが違うようだ。
今年もガーデンシクラメンを二株購入。値段はお手ごろだからいいのだけれど、なんとかして毎年咲かせるようにしたい。
「ツタノハゼラニウム」とも言うらしい。
葉っぱがツタの葉の形をしている。
今年の夏にはすっかりしょげてしまって、溶けそうなくらい弱っていたのに、11月ごろから葉っぱの勢いが出てきた。その後花芽も充実してきて、そして今、その美しさを誇っている。
少女から大人に成りかけの頃の魅力いっぱい。
いよいよ冬将軍の先陣が富山にもやってきた。
雨風、みぞれ混じりのこんな日は、仕事も早々に引き揚げて、アルペンスタジアムのジムへ。
昨日、山の仲間との飲み会があっが、みんなの山談議についていけない。しょうがない、自分のスタイルで、出来ることだけをやっていく、それしかないだろう。
久しぶりのジムトレ、ストレッチを中心に、ほんのりと汗をかく程度、軽く流してきた。自転車こぎで体力測定ができる。測ってみると、VO2Maxが39.6 。簡易測定だから、気休めぐらいにしかならないが、半年前までは40以上をキープしていただけに、ショック。なんとかして40台半ばまでもっていきたい。またコツコツとやっていこう。
これでだいたいほとんどの鉢を取り込んだ。
冬場の管理は夏ほどではないが、それなりに気を使う。水をやらない勇気が必要。
すでに花芽を持ちはじめてきたものもある。ゆっくりと膨らんでいく。
運よく、小窓、三ノ窓からの日の出に出会うことができた。
今朝は夜明け前の雰囲気から、剱岳本邦から朝日が昇るのではと予感させたが、残念ながら、日は予想していたよりも南から出てきてしまった。ここ数日間天気がぐずついてた間にダイヤモンド剱のタイミングは過ぎてしまっていたようだ。
お風呂から上がって、熱燗でいっぱいやろうと、ちゃぶ台についたとき、ふと、ハクビクジャクの開花が目の端にとまった。今月に入ってから花芽が膨らみはじめていたのだが、これまでの経験上なかなか開花に至らないことがわかっていただけに、思いもかけぬ突然のサプライズとなった。
去年は咲かなかったので、この花の開花は一昨年以来、二年ぶりとなる。今年の冬の厳しい寒さに耐え、酷暑の夏を乗り切って、よくぞ咲いてくれた。感慨で胸がいっぱいになる。
この花は、ゲッカビジンとクジャクサボテンの掛け合わせのような花。低温に適するが、ゲッカビジン同様、甘くまったりとした芳香を放つ。ただ、一晩で終わらないところがゲッカビジンとは異なる。花も小ぶりだ。まだ花芽がいっぱいあるので数日は楽しめそう。
美人を愛でながらの晩酌に身も心もとろけていった。