越中のトレッキング街道 伊折〜中山 2016/12/12

投稿日時 2016-12-15 17:21:31 | トピック: 山旅

伊折のゲートが閉ざされると、いつものように馬場島までのトレッキングの季節がやってくる。
外気温はマイナス3度、今季最高の冷え込みだ。折戸トンネルからの凍った坂を慎重に下る。伊折集落の車止めはまだ設置してなく、旧剱センターのゲートまで車は入る。

積雪はくるぶしからすねくらい、ストックを突くと底突きする。雪もサラサラしていてつぼ足でも問題なく歩けるが、スノーシューを装備して馬場島に向かって歩きだす。まだ誰も通っていない雪面に自分の跡を刻むのはいつ来ても楽しい。カーブを曲がるたびに剱が顔を見せるこの街道歩きはとてもワクワクする。道路の両脇にそびえたつ杉に雪が積もり、その植林帯に射す陽の光に目が奪われる。

早月川に沿ってつけられたこの道は、剱だけではなく周辺の山々の表情も楽しめる。また、川原に積もった雪がごつごつした石を覆い隠して、柔らかな凹凸面を形つくっていて、川は穏やかな表情となり、川は冬の眠りについているかのような静けさだ。中山登山口の少し手前のいつもの場所で写真を撮っていると、県警の車両が通っていった。

中山登山口の階段付近はまだ雪が少なく、スノーシューでは歩きにくいが、そのまま行く。少し行くと積雪も程良いくらいになる。つぼ脚でも問題ないだろう。快晴の朝だったが、次第に薄雲が広がってきた。剱の撮影ポイントで何枚か写真をとって下山にかかる。3時には家に着いていなければならず、ここで引き返すことにした。今回は30年前のオールドレンズがどこまで使えるかを試す目的もあって、あちこちで止まって撮影してきたので、時間をくってしまった。でなければ、山頂に着いていた時間であろう。

剱センターのゲートから中山中腹まで往復 6時間
F70−200f4-.5.6のレンズは11まで絞れば三脚で固定して使う分には問題ないと感じた。これまで、解像度が望遠側で甘いと感じていたのは絞り不足が原因だったのかもしれない。50-135f2.8通しのレンズとどこが違うのか画像データを比較検証してみよう。


































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