大辻山 絶景かな 2016/12/19

投稿日時 2016-12-27 18:04:10 | トピック: 山旅

馬場島方面に行くか称名川沿いを歩いてみるか、迷っていたが、晴れた日の大辻からの剱はどんな眺めだったろうか、それを確かめに大辻山に向かうことにした。

このところの気温が高めだったので、もしかしたら立山青少年自然の家から先も車が入れるかもしれないとたかをくくっていたが、立少に着いてみると思っていたより積雪があり、立少で車止めとなっていた。

立少からは昨日のものと思われるスノーシューのトレースが電車道のごとく付いていた。その上に今朝のものと思われる単独行者のつぼ足の跡。車で行っても結構長く感じる大辻林道だが、歩いてみるとただただ長く感じる。常時剱が拝める伊折からのトレッキング街道と違って、眺めもあまりよいとは言えない。また、小さなカーブが連続し道幅も狭いので解放感がないのも、つまらない要因の一つだ。なので、大辻に至るまでの長い長いアプローチとしか感じられない。車が通れれば、当然歩きで取り付きまで行く者はいないだろう。その点が伊折〜馬場島までのトレッキング街道との大きな違いだ。越中のトレッキング街道は歩きだけでも十分に楽しめる道だ。

うんざりするほど歩いて、ようやく大辻山の取り付き地点に到着。あまりの遠さに辟易するくらい。そこからトレースを辿って山に入る。ほぼ夏道沿いに付けられたトレースは、山頂直下になってから夏道からはずれ、右へとショートカットしている。

トレースのおかげでなんなく山頂に立つことができた。そこにはやはり単独行者が一人佇んでいた。そして、目の前に広がるのは剱から大日、そして弥陀ヶ原から薬師までの大パノラ。立少からの長い道のりの果てに得られた素晴らしい贈り物だ。すっかり記憶から抜け落ちていた眺望をしっかり瞼に焼き付けて、山頂を後にした。

登り:立山青少年自然の家から取付きまで 2時間 山頂まで1時間 山頂40分
下り:取付きまで1時間 立少まで2時間


















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