「七夕しぐれ」 熊谷達也 著 ★★★ 光文社

投稿日時 2017-9-27 16:21:26 | トピック: 本棚

大人の目線から小学生を描いた物語。
本当に小学生がそんなこと考えつくかと、自分が小学生だったころを思い出してみると、そう思う。大人が小学生を描くのはとても難しい。私が小学生のころ、なんにも考えなしで生きていて、何かをするのに理屈とかそのあとどうなるという考えは全くなかった。ましてや、世の中の動きや大人の世界に首を突っ込むという考えなどもうとうない。自分が子供だからということすら意識していなかったと思う。ただ、寝て起きて学校へ行って遊んで食べて、それだけ。子供に物語があるのは大人の目線で見るからだと思う。



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