大猫山から 2017/11/6

投稿日時 2017-11-16 12:43:30 | トピック: 山旅



















今年に入って春から5度目の大猫山。
圧倒的な剱岳の威圧感や迫力を感じるなら大熊山かクズバ山が一番だが、剱岳を中心とする山々とのバランスを堪能するにはこの大猫の尾根が勝っていると思う。
なんとか日が稜線から出てしまう前にと、取り付きからの急登を駆け上がる。藪が少しだけ開ける1100から1200まで後ろを振り返りながら行く。まもなく日が出るであろうという頃あいと三脚を立てることが出来る斜面との見極めが難しい。もう30分早く出ていれば焦ることはなかったのだが、この辺が限度とみてザックを下ろした。だが、なかなか日が上がってこない。もう少し上まで行く時間があったようだ。そうすれば、もっと奥行きのある写真が撮れていただろう。どうしても木々と藪が邪魔をする。

日が出始めてきたのでカメラを仕舞い、山頂を目指すことにした。大猫平まではゆっくりながらも息が上がることはなかったが、最後の稜線上部から足が重くなり、主稜線に出てからは体も重く、一気にペースダウン。お地蔵さんの小ピークでは、もう止めようと思ったくらい。それでも、タイムリミットと定めた11時まではまだ少しあるので、時間までくるぶし位までの雪の稜線を進むことにした。

雲ひとつない快晴。遠くは白山まで見渡せる。標高こそ2100そこそこだが、苦しさから言えば2400の大日岳よりきつい山だと感じた。

登山口起点:登り4時間20分(撮影時間30分含む) 山頂25分
下り2時間30分



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