ハゲ山 近くてよき山 2017/12/7

投稿日時 2017-12-9 11:13:00 | トピック: 山旅



















朝早く目が覚めたのでネット閲覧がてらGPVで天気の様子をみていたら9〜10時ごろから雲が切れて晴れ間がのぞいてきそうだった。実際7時ごろ食事をしているころはまだ剱方面は分厚い雲に覆われていた。それが、飯を食べて一服している最中に急速に空が明るくなってきた。外に出てみると西から青空が広がり始め剱周辺の雲もすっかり上がっていた。これは行かなくてなるまいと思い、遅い時間ではあったが、伊折へと向かった。

時間も遅いので、折戸トンネル過ぎの凍結した下り坂の心配はない。伊折集落までは完全に雪は融けている。そこからゲートまで除雪はしないが、轍が残っていたのでその跡を辿って車でゲートまで入ることにした。ゲート付近は膝下までの積雪があり、轍はゲートの向こうへと続いていた。おそらく県警の車が雪上車を止めてある地点まで向かったのであろう。伊折から馬場島まで、この雪上車の圧雪のおかげでずいぶん歩きが楽になる。正月までは降雪後に動いてくれているので、年末年始に剱方面に向かう登山者にとっては大変ありがたい。

山に入るには遅い時間だし、スノーシューも積んでこなかったこともあって、ゲートから先は進まず、青空をバックに雪煙を上げる剱の表情を目とカメラに焼き付けるにとどめた。

それから車を返して、ハゲ山を目指し種の集落に向かった。
いつものとおり、道路沿いの建屋の近くに車を止めて歩きだす。30分そこそこで山頂に到着。剱それ自体の眺めはもちろん最高だが、眼下の種の盆地を手前に見て、その奥にそびえる剱と対になった風景がまた一段と奥行きを感じさせ、とてもよい。

ハゲ山は本当に近くてよい山だ。



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