平成のパン作り その9 今回は失敗かな

投稿日時 2015-9-14 6:59:14 | トピック: 平成のパン作り



お客さんが来るというので、手作りパンでおもてなしをと思ったが、今回はおいしくできなかった。

前回の分量と違うのは、全粒粉とライ麦の量。それぞれ100グラムにした(前回は50グラム)。生地をこねてから40分ほど寝かせて、ボウルの中を覗いてみてビックリ。全く生地が膨れ上がっていない。寝かす前とおんなじままでボウルの中に鎮座していた。キツネにつままれたような気分。発酵がうまくいかなかったようだ。

ドライイーストの箱に書いてある注意書きを見ると、混ぜるお湯の温度が50度以上になると、イーストが急激に壊されるとか。それが原因かなと思って、イーストと水を少量加えて再びこねまわした。すでに生地が出来上がっているので、こねる回数はイーストが全体に行きわたる程度。

待つこと30分、今度はうまく膨れ上がってくれた。一安心。そうして出来上がったのが今回のパン。

しかし、ぼそぼそ感があり、パンの中に気泡があまり入っていない。イーストの入れ具合のミスと、全粒粉とライ麦の量が多かったようだ。それでも、それなりのパンに仕上がったので、お客さんに出すことにした。初めての食感と味に喜んで頂けたが、自分としてはちょっと残念。

さて、あとかたづけでもするかと、なにげなく計量秤の方に目をやると、小皿に乗ったイーストがあった。なんてこった、パン生地をこねるときイーストを入れ忘れていたのだ。これでは発酵するわけがない。

最近の物忘れはひどいばかりであるが、今回のアホさ加減にはほどほど参った。






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