心房細動と山は両立できるか

投稿日時 2015-10-22 17:40:36 | トピック: 心房細動な日々

心房細動を患いながら山登りを続けている人がいなか調べてみる。今の時代、こういうときのネットはすごく便利で心強い。ヒット件数はそんなに多くはないが、ほとんどはカテーテル・アブレーションの体験談。手術をしないで山登りを続けている人の話は少ない。

また、マラソンをやっていて心房細動に罹った方のホームページもいくつか閲覧することができた。私と同様シベノールを処方されている方もいる。シベノールを試した後カテーテルアブレーションを選択し、その後順調に回復し、マラソンに復帰された方もいる。また、2度目の手術をして様子をみているという人もいる。

その中でも参考になったのは高名な冒険家Mさんのケース。
Mさんは4回のカテーテルアブレーションを受けている。

二度目のエベレスト挑戦で、Mさんは心房細動を患い下山した。かなり重篤な事態だったが、医療スタッフが充実していたこともあって大事には至らなかったらしい。その後2回のカテーテルアブレーションを受けて、再度エベレストに挑み、登頂を果たした。そして三度目の登頂の前にもカテーテルアブレーションを2回受けている。準備段階の登山途中で不整脈が発生、今度は「多源性心房頻拍」と「発作性上室性頻拍」だったとのこと。その甲斐あってか無事三度目の登頂。同行した医療スタッフの貢献も大きいのだろうが、頑固として登頂にこだわるMさんの執念が成功に導いたのだと思う。



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