すでに初夏 クズバ山 2016/5/9

投稿日時 2016-5-15 16:21:37 | トピック: 山旅

GW明けの月曜、馬場島は閑散としていた。
ニリンソウとサンカヨウが咲き乱れる東小糸谷沿いに道は付いている。例年ならば、まだ残雪がたっぷりあるはずの斜面は全く雪がない。中山のコルから延びる夏道にも雪がなく、木々の緑も濃くなり、まるで初夏を思わせる山の風情。1600を過ぎると残雪がちらほら出始め夏道と交互しながらの登行となる。雪の部分は適度な硬さで歩きやすく、先週行って苦労しまくった新雪の乗った大猫への登りと比べると雲泥の差だ。

一気登りで山頂に立つ。ここから臨む剱は大迫力だが、きょうは哀しいまでに雪がついていない。まだ五月の初旬だというのに、あまりにもさっぱりとした剱に拍子抜けした気分。カメラを構えて何枚も写真をとるが、いまいち感動が湧かない。

下りでは周辺の山々や花の撮影のためにたびたび立ち止ったが、息を殺しての撮影を繰り返していたら、いつのまにか不整脈となっていた。下っていても体が重い。登りではなんの異常もなかったのに、いつものこととはいえ、この体調の急変には参ってしまう。いちいちザックからカメラを出したり、入れたりして、リズムを乱したこともよくなかったのかもしれない。まぁ、登りで出なかったのが幸い、ということにしておこう。

馬場島起点
登り2時間40分 下り3時間(撮影と山菜採りにかなり時間を費やす)

























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