はんごんたん処方箋

富山オリジナル  パナワン

足跡掲示板

  • センダ様、発作時の辛さよくわかります。アブレーション技術は目まぐるしく進歩しています。そろそろ自分もと思うのですが、ななかな踏ん切りがつきません。なにせ、なんともないとこきはすこぶる快調なのですから。お大事になさってください。 ( panawang - 2018.09.27 17:45 )
  • 私も心臓の具合悪いです、疲れると(ストレス、暑い夏)心臓が悲鳴を上げます、不整脈と息苦しさ、胸の違和感を感じます。 ( センダカツミ - 2018.09.16 10:08 )
  • Repuさん、ありがとうございます。おかげさまで、発作は収まりまして、軽快に過ごしています。ただ、寝てばかりいたせいか、筋肉がすっかり落ちてしまい、目下復調に向け励んでいます。また、雑穀でお会いしましょう。 ( panawang - 2017.06.16 17:39 )
  • 救急搬送され、その後の経過はいかがでしょうか?決して無理されませんように。 いつも美しい写真、楽しませていただき、ありがとうございます! ( Repu - 2017.06.15 21:59 )
  • float cloudさん、コメントありがとうございます。返事遅くなりました。すみません。過分なおほめを頂き、こそばゆいです。つたない文章ですが、書くことによって、自分の考えをまとめようと努めています。当HPに辿りついていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。 ( panawang - 2016.05.15 19:44 )

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富山のくすりの中の生薬 : ダイオウ(大黄)
投稿者: hangontan 投稿日時: 2008-4-6 19:49:34 (1452 ヒット)








『神農本草経』の下品に収載され、「瘀血、血閉、寒熱を下す。癥瘕、積聚、溜飲、宿食を破る、胃腸を蕩滌する。‥‥」と記されています。中国戦国時代(BC403〜221)の書物『山海経』にも記載があることから非常に古くから薬用として用いられていたことが伺えます。陶弘景(452〜536)は「大黄とはその色である。将軍なる號は、その駿烈、快速なるを表示したものだ。」と述べ、その薬効の強さを強調しています。

ヨーロッパで大黄の記載があるのはギリシア時代で、シベリア南部原産の大黄(瀉下成分が無い食用大黄)がボルガ川流域から黒海に掛けて伝わりギリシアにもたらされたところから、外地を表すバーバロス(barbaros)との造語で現在の英名ルバーブ(rhubarb)が生まれたと言われています。真正の大黄の伝来も古く、古代ローマの『ギリシア本草』に収載され、シルクロードを通じてもたらされていたと考えられています。マルコポーロ(1254〜1324)『東方見聞録』にも「タングートの山々に非常に沢山生息している。商人達は粛州で大黄を買い付け、世界中に運んで行く」と記しています。17〜18世紀になるとバイカル湖の南にある町キャフタがロシア・中国の交易の中心になり、大黄もモスクワを経てヨーロッパに供給された重要な下剤でした。

日本には正倉院の『種々薬帳』に納入時(天平勝宝8年)の記載があり、「大黄九百九十一斤八両 并袋」と見えます。奈良時代に中国内陸部からの輸入があったことは驚くべきことです。100年後の斉衡3年には87斤13両2分に減っていることから需要が多い重要な薬で有ったことが伺えます。


植物の特徴
現在真正大黄として扱われている植物は次の4種です。
‐戸嫗膕(Rheum palmatum)
四川、甘粛、青海、チベットなどの山地に自生する茎の高さ2mにもなる壮大な植物です。根出葉は直径50儖幣紊砲覆蝓3〜7掌状に深裂します。夏に円錐状の大型花序を出し、淡紅色の小花を多数咲かせます。
唐古大黄(R. tanguticum)
,汎韻犬四川、甘粛、青海、チベットなど原産で、葉身は70僂砲發覆蠅泙后掌状に深く葉脈に達するほど切れ込み、先端は鋭く尖ります。大型の円錐花序に淡黄色の花を密につけます。
L用大黄(R. officinale)
湖北、四川、雲南、貴州などの高地に自生します。 ↓△茲蠅肋し小型で1.5mほどになります。葉身は卵円形で70僂砲發覆蝓⊂絃に浅裂します。小花は淡緑色〜黄白色。
つ鮮大黄(R. coreanum)
北朝鮮の山地に自生する大型植物です。葉はと同様に深裂し、小花は濃赤色を呈します。この種を基にして育種された信州大黄が北海道で栽培されています。
他に前述の食用大黄(R. raponticum)、奈良で栽培されたカラダイオウ(R. undulatum)、華北大黄(R. franzenbachii)、印度大黄(R. emodi)などがあります。

生  薬
生薬のダイオウは産地、加工法、質により色々な名前が付けられているため、煩雑で分かりにくくなっています。中国では青海、甘粛省の野生品\焦型大黄と甘粛省産の栽培品銓水型大黄、四川省の野生品の雅黄、移植栽培品に基ずく南川大黄、狭西、湖北省産の野生品の馬蹄大黄などがG歪型大黄に分けることができます。
日本の輸入品は重質錦紋系大黄と軽質の雅黄が中心です。
\焦型大黄
丸形〜まゆ形で、質が緻密で重質、表面は黄褐色か紅褐色白っぽい菱形の「金紋」があります。
銓水型大黄
普通は長形で一定の長さに切り揃えてあり、大きいものは縦に割られています。質はやや柔らかく、錦紋は不明瞭。
G歪型大黄
一定の長さに横に切り揃えられ、馬蹄に似るため名付けられました。表面は黄褐色か黄色でわずかに湾曲する褐色の錦紋があります。
成分は瀉下成分のセンノサイドA,B,C,D,E,F、アントラキノン誘導体のレイン、アロエエモジン、エモジン、クリソファノール、縮合型タンニンのラタンニンなどを含有します。

薬効および使用法
瀉下作用のほか、抗菌、利胆、止血、抗腫作用があり、鼻出血、眼底出血、高血圧、肝臓の炎症、のぼせなどに応用されます。また瀉下、高血圧症、解熱鎮痛消炎、皮膚疾患用の漢方処方に配合されます。

∴蔯蒿湯 口渇があり、尿量が少なく、便秘するものの次の諸症:じんましん、口内炎。
乙字湯 大便がかたくて便秘傾向のあるものの次の諸症:痔核(いぼ痔)、きれ痔、便秘。
B膕甘草湯 便秘。
ぢ膕牡丹皮湯 比較的体力があり、下腹部痛があって、便秘しがちなものの次の諸症:月経不順、便秘、痔疾。
ヂ膽童嫖髻,っしりとした体格で比較的体力があり、便秘の傾向のあるものの次の諸症:胃炎、常習便秘、高血圧に伴う肩こり、頭痛、便秘、肩こり、肥胖症。

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