くすり屋のトリビア : 「韓国人参栽培地区におけるガン発生率の報告」
投稿者: hangontan 投稿日時: 2006-11-17 18:09:01 (756 ヒット)

「韓国人参栽培地区におけるガン発生率の報告」
87年から97年までの10年間、韓国の人参栽培地区である江華地区の40歳以上の男4553名を対象に人参の服用頻度、継続期間とガン死亡率、発生率との関係についての疫学調査を実施しました。その結果、全対象者4553人の約70%が人参服用者。これら人参服用者たちは非服用者に比べ、ガンの危険度が下がることも明らかになりました。それも服用期間が長く、頻度の多い人ほど危険度は減少しているのです。このことから、人参の服用頻度が増えるほどガンになる危険率は下がり、服用回数が多い人ほどガンになりにくいとする調査結果が発表されました。さらに胃ガン、肺ガンなど、ガンのできる部位とは関係なく、すべてのガンについてそれなりに作用することも確認されています。この調査対象者の中で紅参服用者は24名いましたが、その中でガンによる死亡者は1名もいませんでした。10年の歳月をかけた調査は、人参の生産地でしか実施できないもので、ユン博士の報告は貴重な調査研究だとしてシンポジウム関係者たちから高く評価されることになりました。またマウスを使ってのガン発生率の実験でも、紅参抽出物を投与したマウスの肺腺腫発生率は29%、肝ガンが75%減少したというレポートもあります。これは紅参には抗発ガン作用があるという裏付けにもなるでしょう。高麗人参がどのガンの予防にも効果を表すことが示されたことは、今後のガン治療への明るい兆しといえるのではないでしうか。ともかく昔から紅参は滋養強壮に効く万能薬であり、同時に難病にも有効だとされてきたのです。

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