「石の猿」

ジェフリー・ディーヴァー 著 ★★ 文藝春秋

車椅子の捜査官 リンカーン・ライム シリーズ第四弾。 このシリーズ初めて手に取った私には、ここではさらりと描かれている常連の登場人物の過去のいきさつがわからず、惑う場面があった。シリーズものの宿命なのかもしれない。ぜひ『ボーン・コレクター』から読み直してみたい。しかし、ハラハラするようなストーリー展開、悪玉蛇頭を追っていくライムとサックスの解析、心理描写は秀逸である。

「石の猿」

Loading