「合衆国崩壊」

トム・クランシー 著 ★★★ 新潮文庫

ジャック・ライアンのすべてをかけたテロリストとの戦い。4巻からなる超長編はその長さを感じさせない。ただ、終盤になってから単なるチャンバラになってしまった。なにせ敵であるイスラム連合国軍が弱すぎる。いくつもの仕掛けと好モチーフが散りばめてあるのに、最後になって息が続かなくなってしまったのだろうか。

「合衆国崩壊」 

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