/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★ 「運命の日」デニス・ルヘイン 著 ★★★★★ 早川書房1918年アメリカが舞台。この頃からアメリカは闇の時代へと突入する。ベーブルース、アイルランド系警官、黒人の3人が主な登場人物。自由な国アメリカ、雑多な国アメリカ、暗い部分のアメリカ、この3人が絡み合って、そのアメリカを映し出している。どこをとってもアメリカの物語。人間が生きていくということ、生きていることの実感、本質とはなにか、それが全編に漂っている。はたして自分は一度でも命をはったことがあるのだろうか。「運命の日」 Related Posts「闇よ、わが手を取りたまえ」「シャッター・アイランド」