僧ヶ岳 1988/6/18

うまいこと梅雨の晴れ間が来てくれた。仕事も一区切りついたし、山でも行ってくっか。 片貝川の瀬音を背中に浴びながら登り始める。すでにヤマゼミが鳴いている。木立が日よけとなる急な登りをいくと、1300メートルぐらいから鳥のさえずりが聴こえてくる。ウグイスは練習期間が終わったとみえ、江戸屋猫八もびっくりするくらいの名調子。1600メートルの登りにさしかかる辺りからカタクリロードが始まる。行けども行けども、カタクリの群生は尽きることがない。そして最後は、僧ヶ岳の魔女、シラネアオイのご登場。初夏の山を楽しんできた。登り2時間40分、下り2時間5分。今日の収穫はエラとコシ。どちらも天ぷらにした。さて、ビールだ。

僧ヶ岳 1988/6/18

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