白山 かみさんと花のないお花松原 2013/7/20-21
一昨年の夏、南竜キャンプ場に泊まったとき、自然解説員の方から別山とお花松原のことを教えて頂いた。別山は去年消化したので、今年はお花松原への旅とあいなった。その名前を聞いただけで誰もがわくわくするだろう。どんなお花畑が広がっているのやら夢と期待が膨らんでいた。
7月20 富山~市ノ瀬キャンプ場
11時半頃家を出て一路白峰へと向かう。白山インターが出来てから市ノ瀬までのアプローチがぐんと楽になった。途中、大阪屋鶴来店で食糧を調達。この店が出来てからもとても重宝する。3時過ぎに市ノ瀬に到着。テント泊りは数張りだが、駐車場はほぼ満杯。これほどの込み具合はこれまで見たことがない。 夕食は、米を炊いて、寿司飯にして夏野菜を使った混ぜご飯。簡単で美味しく食べられるのが山食の基本。
7月21日 市ノ瀬キャンプ場~別当出合~砂防新道~室堂~お花松原~室堂~市ノ瀬~富山
今日は南竜までテントをを上げる予定であったが、それだと午後から時間を持て余すことにるので、市ノ瀬からお花松原までの往復ということにした。あとになって考えてみれば、そんなにも急ぐ旅でもなかったのにな、と反省。 朝5時のバスに乗って別当出合まで。お花松原までの最短をとるため砂防新道を行く。黒ボコ岩付近が今回の登山で一番花の数が多かった。それでも過去2回、お盆頃に訪れたときと比べるとはるかに少ない。しかし、今の時期にしか見られない花も咲いていて、新鮮さもあった。 室堂からはピークを踏まず、巻き道を使って大汝峰の下まで。そこから尾根を下ってビルバオ雪渓に出る。そのビルバオ雪渓の端がお花松原と思われるのだが、尾根から眺めている限りその気配は全く感じられない。それでも行ってみなければわからないので、ビルバオ雪渓を下る。お花松原の標識付近はようやく雪が解け始めたばかり。夢に見たお花畑はそこにはなかった。少し登った山の斜面にコバイケイソウが群落を成している程度。もっと先はどうかと、中宮道に向かう登山道を少し登ってみたが、やはり同じだった。かろうじて咲いていた花は、ナナカマド、サンカヨウ、キヌガサソウ。期待していたクロユリはまだ花芽も育っていない。極太で美味そうなアマナの群落が随所にみられたが、採る気にもなれず。お花畑には2週間ほど早かったようだ。 お花松原・・・課題が残ってしまった。さて、どうしたものか。
登り:別当出合からお花松原まで 5時間 下り:6時間











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