「悪の教典」
貴志祐介 著 ★★★ 文藝春秋
感想文を書く前に、世の読者はどんな風にみているのかとググってみたら、ビックリした。ドラマにもなっているし、公式サイトまである。やっぱり、世の中は自分の知らないところで動いている、との認識を再確認した。ゆるやかな出だしだが、中盤以降ホラー度が一気に加速する。映画「スクリーム」に似ている雰囲気。だが、そのいきなり急展開する運びには少し違和感を覚えた。強引というかイージーすぎる。しかし、これだけ人気の作品、ドラマではどう描かれているのか、ビデオで見てみたい気もする。
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