心不全と診断されて
先日の検診の結果、体のレベルがさらに低下していることが判明した。不整脈・心房細動と診断されてから4年、その数年前から体に異変が起こっていたことを考慮すると、この10年の間に自分の体は著しく老化した。山での体調不良と手先の末端冷えから始まって、平時での不整脈、睡眠障害など若ときには考えもしなかった異変が自分の体に生じてきて、老いというものを感じはじめていた矢先のことだった。 心房細動に加え、心不全が明らかになった今、これで私もれっきとした心臓病患者となった。血液検査の結果、心不全の基準となるマーカーの値が、許容値をはるかに超えていた。心臓の血液を送り出す機能が衰え、全身に血液や酸素が行き渡らなくなる。これまで出ていた自覚症状と照らし合わせると、十分に納得できる。このまま心不全が進行すると自分の健康寿命は人並み以下だということは明らかだ。おまけに鉄欠乏由来によらない貧血。これは臓器が癌化しているかもしれないことを示唆する。 山なんてとんでもないと医師は助言する。それでも、山への未練は捨てきれない。それは自分が生きていることの意地だからだ。山を失ったときが本当に自分の最期だろう。そのためには、自分で考え得るだけのことはしてみたいと思う。 ①心房細動の予防のために処方されているシベノールの服用は極力控える。この薬の特性上、心臓の機能を抑えるということがある。できるだけ、服用しないことにこしたことはない ②心臓機能回復のため、古来より用いられている生薬処方の六神丸を常用する ③同じく心臓機能を高めるため、コエンザイムQ10を摂取する ④貧血回復のため、ビタミンB12と葉酸を摂取する ⑤夜ぐっすり眠れるようにするためにはアミノ酸を利用する ⑥癌の可能性については積極的な精検は行わない 以上のことを当分の間続けてみようと思う。
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