「月の王」
馳星周 著 ★★ KADOKAWA
満州時代の上海が舞台の日本版「狼男」ファンタジー。 主人公の敵となる現地の悪者どもとの活劇が大半を占める。それが、あまりに漫画チックで、ちょっと残念。遥か昔にさかのぼる、昼間の大君と月夜の狼のなれそめ物語自体は悪くないのだが。さっと読めるので、体調を崩しりして、病院のベッドで読むには向いているだろう。
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満州時代の上海が舞台の日本版「狼男」ファンタジー。 主人公の敵となる現地の悪者どもとの活劇が大半を占める。それが、あまりに漫画チックで、ちょっと残念。遥か昔にさかのぼる、昼間の大君と月夜の狼のなれそめ物語自体は悪くないのだが。さっと読めるので、体調を崩しりして、病院のベッドで読むには向いているだろう。
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