「チンギス紀 第五巻」

北方謙三の「チンギス紀」第5巻の半ばほどで、テムジンの出生の秘密が明かされ、「吹毛剣」がテムジンのもとに渡る。水滸伝ファンなら眼を見開いて読み進むところ。ここまで来たところで、「楊令」のことをもっとしっかり自分に取り込みたくなって、一旦「チンギス紀」から離れ、原点に戻り、「楊家将 上下」「血涙 上下」「水滸伝 19巻 」「楊令伝 15巻」を読み返すことにした。そうしないと、「チンギス紀」は読み進められないような気がしたからだ。それがようやく終わって、改めて「チンギス紀」第5巻を手に取って、テムジンへ共鳴がより増したことを実感した。これで、じっくりと「チンギス紀」に取り組める。

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