/ 最終更新日時 : daurasan 本棚 「群衆の悪魔」笠井潔 著 ★★★ 講談社本格推理小説。 1月に出だしだけを読みかけて、ほうってあった。相変わらずこの人の本は理屈っぽい。読み直してみて、やっと入り込むことができた。 フランス革命中に起こった殺人事件をデュパンが解いていく。緻密に練り上げられた筋は飽きさせない。革命についての記述も、まるでそこに居るかのような臨場感を与えてくれる。「群衆の悪魔」 Related Posts「吸血鬼と精神分析」 「青銅の悲劇」