/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「漂流」 吉村昭 著 ★★★★★ 新潮文庫 吉村昭は「高熱隧道」を読んだきり。最近読んだ山本一力の「ジョン・マン」つながりで手に取った。 作者自身、江戸時代にかなりの商船、漁船が時化にあい、そのほとんどは行方知れずになっていたとい […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「ジョン・マン」全7巻 山本一力 著 ★★★★★ 講談社 山本一力は初めてだ。心温まる伝記小説というのが第一印象、たぶんこれを手にした誰もが同じ思いに浸るのではないかと思う。なんとなく浅田次郎を彷彿させる書きぶりだが、それよりもっと平易な文章 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「メディアの権力」 デイヴィッド・ハルバースタム 著 ★★★★★ サイマル出版会 全三巻 一度買った本はなかなか捨てられない。いつの日にかまた読む機会があるだろうと、とってあるのだが、そうでなければただの飾りにしかすぎなくなってしまう。 い […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「地下鉄道」 コルソン・ホワイトヘッド 著 ★★★★★ 早川書房 強烈なパンチをくらった作品だ。 物語はジェットコースターのように進んでいき、一瞬の瞬きも許さないスピード感が作品全体を包む。根底に流れているのは黒人たちにとっては暗黒の […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「リンカーン・ハイウェイ」 エイモア・トールズ 著 ★★★★★ 早川書房 1954年、少年達の冒険物語。終盤にきて、表紙絵が作品の内容をうまく表していて納得。こういうのに出会うと、うれしくなる。 主人公の兄弟二人が「リンカーン・ハイウェイ」を辿って […]