/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「湿地」 アーナルデユル・インドリダソン 著 ★★★★★ 東京創元社 この薬の名前のような著者はアイスランドの作家。 アイスランド語(約三十万人にしか使われていない言語)で綴られた本書は、英語、ドイツ語、スウェーデン語などに訳され […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「屍者の帝国」 伊藤計劃 ・円城塔 著 ★★★★★ 河出書房新社 伊藤計劃がプロローグを書いて、その後を円城塔が補筆し作品として完成させている。 といっても、伊藤計劃が書いたのは冒頭の30枚程度で、作品全体からすればほんのわずかにすぎな […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「血涙」(新楊家将) 北方謙三 著 ★★★★★ PHP研究所 題名の通り、血の涙というものがあるのならば、この物語はまさしくそれであろう。 『大水滸伝』『楊家将』ともに、三国志や項羽と劉邦の物語のような覇権を争う英傑の物語ではなく、そこに生き […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「楊家将」 北方謙三 著 ★★★★★ PHP研究所 今年になって、北方謙三の『大水滸伝』を読みはじめ、「水滸伝」全19巻、「楊令伝」全15巻、そして「岳飛伝」ときて、これは第5巻目が出たばかり、そこで追いついた。「岳飛伝」が何巻まで […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「楊令伝」 北方謙三 著 ★★★★★ 集英社 全15巻 最終章「蒼穹の章」、その最後の最後は目がしらを熱くせずして読めないだろう。 途中読みながら、水滸伝はこれで一服にしようかと幾度思ったことか。それがこんな終わり方をされたのでは、 […]