/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「恐怖の総和」 トム・クランシー 著 ★★★★★ 文春文庫 上下併せて、1600ページ近くの超大作。1991年に書かれ、1993年に邦訳、出版されている。当時は、ジャック・ライアンシリーズの本が出されるのを、まだまだかと、待ち望んでいた […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「私の男」 桜庭一樹 著 ★★★★★ 文芸春秋 あいかわらず、登場人物の名づけ方が変だ。 主人公は腐野淳悟とその娘の花。 異常と言わざるを得ない親子関係なのだが、そこにくぎ付けとなり、どっぷりと浸ってしまう。 先の読めない筋立てと、 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「ワイルド・スワン」 ユン・チアン著 ★★★★★ 講談社 題名の「ワイルド・スワン」とは著者自身の名前「鴻」(おおとりを意味する)に由来する。 分厚い上・下二巻の本だが、その長さを全く感じさせない。 『十五歳で、私の祖母は軍閥将軍の妾となった […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「エンドレスピーク」 森村誠一 著 ★★★★★ 角川春樹事務所 昭和十六年、日本にはきな臭い匂いが立ちこめていた。 その年の夏、女性一人を含む五人の若者が槍ヶ岳の山頂に立った。いつの日にかまた五人揃って再び槍ヶ岳に集うことを誓い合い、その証と […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「遥かなる未踏峰」 ジェフリー・アーチャー 著 ★★★★★ 新潮文庫 今年の一月中旬ごろだったろうか、ラジオ番組のブックレビューのコーナーで児玉清さんがジェフリー・アーチャーのことを熱く語っていた。曰く、「ジェフリー・アーチャーの人生は波 […]