/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹 著 ★★★★★ 東京創元社 桜庭一樹がどんな作家なのか知らずに手に取った一冊。 真っ赤に色付いた葉っぱで全面を覆われた表紙とユニークな題名が目にとまった。ブックデザインも重要な購買の動機付けとなる良い例であろう […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「姿なきテロリスト」 リチャード・フラナガン 著 ★★★★★ 白水社 一言で言って、切れ味鋭い。 読み物の楽しみの一つは、物語の登場人物に自分を投影させその世界に浸ること。加えて、この作品では、筆者のいきざまが作りものである小説を通して伝わっ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「オレたち花のバブル組」 池井戸潤 著 ★★★★★ 文藝春秋 半沢は東京中央銀行の営業第二部次長の席にいた。 今回任されたのは年間売上八千億円の伊勢島ホテル。そこは創業一族の湯浅家による世襲制で、名門であることがゆえに時代にマッチしない社風と経営 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「ペリカン文書」 ジョン・グリシャム 著 ★★★★★ 新潮社 ネット上で、とかく前作「法律事務所」と比べられるこの作品。「法律事務所」は圧倒的な支持を受けているが、この作品は今一評価が高くない。自分的にはこちらの方が面白いと思うのだが・・ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「K2 嵐の夏」 クルト・ディームベルガー 著 ★★★★★ 山と渓谷社 1986年の夏、K2に起こったに悲劇。そこで何あったのか、この本にはそれが記されている。また著者クルト自身と彼のパートナーのジュリー・チュリスとの荘厳な山の物語でもあ […]