/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「エンドレスピーク」 森村誠一 著 ★★★★★ 角川春樹事務所 昭和十六年、日本にはきな臭い匂いが立ちこめていた。 その年の夏、女性一人を含む五人の若者が槍ヶ岳の山頂に立った。いつの日にかまた五人揃って再び槍ヶ岳に集うことを誓い合い、その証と […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「遥かなる未踏峰」 ジェフリー・アーチャー 著 ★★★★★ 新潮文庫 今年の一月中旬ごろだったろうか、ラジオ番組のブックレビューのコーナーで児玉清さんがジェフリー・アーチャーのことを熱く語っていた。曰く、「ジェフリー・アーチャーの人生は波 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹 著 ★★★★★ 東京創元社 桜庭一樹がどんな作家なのか知らずに手に取った一冊。 真っ赤に色付いた葉っぱで全面を覆われた表紙とユニークな題名が目にとまった。ブックデザインも重要な購買の動機付けとなる良い例であろう […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「姿なきテロリスト」 リチャード・フラナガン 著 ★★★★★ 白水社 一言で言って、切れ味鋭い。 読み物の楽しみの一つは、物語の登場人物に自分を投影させその世界に浸ること。加えて、この作品では、筆者のいきざまが作りものである小説を通して伝わっ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「オレたち花のバブル組」 池井戸潤 著 ★★★★★ 文藝春秋 半沢は東京中央銀行の営業第二部次長の席にいた。 今回任されたのは年間売上八千億円の伊勢島ホテル。そこは創業一族の湯浅家による世襲制で、名門であることがゆえに時代にマッチしない社風と経営 […]