/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「センテニアル」 ジェームズ・ミッチナー 著 上・中・下 ★★★★★ 河出書房新書 アメリカは西部開拓時代の物語。非常に長い、だが、一箇所も興味の薄れるところがない作品だ。スケールは大きく、地球の始まりから地殻変動、気候の変化、恐竜の話、 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「戦士達の挽歌」 フレデリック・フォーサイス 著 ★★★★★ 角川書店 小気味のいいウイットが効いた五つの短篇集。 奇をてらったトリックや重箱の隅をつつくような伏線などないのだが、全ての結末において、うーんと唸らせてくれる意外性。物語の […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「凍」 沢木耕太郎 著 ★★★★★ 新潮社 久々に出た読み応えのある山のノンフィクション。 山野井夫妻のギャジュンカンでの登攀の模様を詳細に描いている。 山岳史に刻まれるであろう壮絶なこの山行のあらましは雑誌で見ていたが、生きて […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「陽暉楼」 宮尾登美子 著 ★★★★★ 宮尾登美子全集 第五巻 朝日新聞社 最初は旧仮名遣いに戸惑ったが、しだいに慣れてくる。 昭和10年、四国山脈を縦断する土讃本線(高知~高松)が全線繋がった。その祝賀式に花を添える『 陽暉楼』お […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「遠き雪嶺」 谷甲州 著 ★★★★★ 角川書店 昭和9年末から翌年にかけて、厳冬期の早月尾根を初めて踏破したのが立教大学だった。その前にも彼らは冬の鹿島槍天狗尾根、北壁、南アルプスにも輝かしい記録を打ち立てている。昭和11年、いよいよ […]