/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「夜ごとの闇の奥底で」 小池真理子 著 ★★ 新潮社 全くの偶然から恋人を銃殺してしまった妹。その拳銃を山に捨てに行った兄の祐介。そこのペンションで祐介に狂気が待ち構えていた。ストーリー、展開、結末とも陳腐。『ナルキッソスの鏡』に出てくる狂 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「蜜月」 小池真理子 著 ★★★ 新潮社 天才画家、辻堂環の訃報から始まる短編の集合体。天才の内面は黒く渦巻く嵐のようなものなのだろうか、はたまた木漏れ日が差す穏やかな縁側のようなものなのだろうか。どこにでもいそうな6人の主婦が環 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ナルキッソスの鏡」 小池真理子 著 ★★ 集英社 ホラー・サスペンス。 逢魔ヶ森別荘地に若い男女が消えていく。主人公の真琴もやがてそれと同じ末路を辿ることになるのだが、彼には又別の物語が展開する。女装倒錯に浸る真琴と逢魔ヶ森で助けた乃里子が […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「菊と刀」 ルース・ベネディクト 著 ★★★★ 社会思想社 二十数年ぶりの読み返し。 日本社会の構造を文化人類学の面から分析している。この本を読んだ誰もが驚くのは、筆者が一度も来日していないのにこれだけ鋭く日本と日本人が分析されてい […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「竜は眠る」 宮部みゆき 著 ★★ 出版芸術社 サイキックもの。 超能力者が自分の持つ力に悩み、一人は死んでいき、一人は実社会との共存に前向きに生きていく。 宮部みゆきの作品と言われれば、そうかな、と思わないでもないが、誰かのペンネー […]