/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「連」 宮尾登美子 著 ★★ 宮尾登美子全集 第五巻 朝日新聞社 昭和37年、処女作にして婦人公論女流新人賞を受賞。この年直木賞の候補作にもあがっていたが、もれた。昭和51年では『陽暉楼』で再び候補に上がるが、これも、残念がなが […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「陽暉楼」 宮尾登美子 著 ★★★★★ 宮尾登美子全集 第五巻 朝日新聞社 最初は旧仮名遣いに戸惑ったが、しだいに慣れてくる。 昭和10年、四国山脈を縦断する土讃本線(高知~高松)が全線繋がった。その祝賀式に花を添える『 陽暉楼』お […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「夜ごとの闇の奥底で」 小池真理子 著 ★★ 新潮社 全くの偶然から恋人を銃殺してしまった妹。その拳銃を山に捨てに行った兄の祐介。そこのペンションで祐介に狂気が待ち構えていた。ストーリー、展開、結末とも陳腐。『ナルキッソスの鏡』に出てくる狂 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「蜜月」 小池真理子 著 ★★★ 新潮社 天才画家、辻堂環の訃報から始まる短編の集合体。天才の内面は黒く渦巻く嵐のようなものなのだろうか、はたまた木漏れ日が差す穏やかな縁側のようなものなのだろうか。どこにでもいそうな6人の主婦が環 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ナルキッソスの鏡」 小池真理子 著 ★★ 集英社 ホラー・サスペンス。 逢魔ヶ森別荘地に若い男女が消えていく。主人公の真琴もやがてそれと同じ末路を辿ることになるのだが、彼には又別の物語が展開する。女装倒錯に浸る真琴と逢魔ヶ森で助けた乃里子が […]