/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「一弦の琴」 宮尾登美子 著 ★★★ 宮尾登美子全集 朝日新聞社 第80回直木賞(昭和53年) 『一弦の琴』とは一台の琴の意味かと思っていたら、文字通り弦が一つしかない琴のことだった。だいたいそういう琴が存在していたことすら知らなか […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「孤高の人」 新田次郎 著 ★★★★★ 新潮文庫 山を始めて最初に読んだのがこの本だった。以来、幾度か読んでいる。 誰もが通る山の本ではなかろうか。しばらくぶりで読んでみて思ったのは、『山以外の事も結構たくさん書かれてあったんだな』と […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ミッドナイト イーグル」 高嶋哲夫 著 ★★ 文藝春秋 B級山岳アクション。冬の穂高、槍ヶ岳を臨む天狗原が舞台。 天狗原に墜落した米軍のステルス戦闘機をめぐる攻防。雪山のシーンが結構多く、臨場感もよく出ている。終盤、たたみ掛けるストーリーは読みご […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「朱夏」 宮尾登美子 著 ★★★ 宮尾登美子全集 朝日新聞社 宮尾登美子三部作の最後。 十八歳の綾子が乳飲み子を抱えて満州に渡り、すぐに終戦となって引き上げてくるまでの一年半が描かれている。 「ファンゴール」とは転地が逆さになると […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「春燈」 宮尾登美子 著 ★★★ 宮尾登美子文学全集 朝日新聞社 「櫂」を読んだら次に読みたくなるのが、やはりこの「春燈」である。 「櫂」では主人公の母親の視点で描かれているが、「春燈」は主人公の目線で書かれている。宮尾登美子は出 […]