/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「菊と刀」 ルース・ベネディクト 著 ★★★★ 社会思想社 二十数年ぶりの読み返し。 日本社会の構造を文化人類学の面から分析している。この本を読んだ誰もが驚くのは、筆者が一度も来日していないのにこれだけ鋭く日本と日本人が分析されてい […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「竜は眠る」 宮部みゆき 著 ★★ 出版芸術社 サイキックもの。 超能力者が自分の持つ力に悩み、一人は死んでいき、一人は実社会との共存に前向きに生きていく。 宮部みゆきの作品と言われれば、そうかな、と思わないでもないが、誰かのペンネー […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「恋」 小池真理子 著 ★★★ 早川書房 1970年から1972年が舞台の恋物語。以前から読んでみたかったのだが、なかなか手に入らず、ようやく古書店で百円の良書を見つけた。 「恋」というには官能的でミステリアスな内容だ。せつない […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「パンドラ」 谷甲州 著 ★★ 早川書房 世界のあちこちで動物たちの異常行動が観測され始めた。宇宙船での事故をきっかけとして、流星パンドラの関与が浮上してくる。 それは地球外生命体の地球侵略の序章であったのだ。パンドラ探査隊が次々と地 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「遠き雪嶺」 谷甲州 著 ★★★★★ 角川書店 昭和9年末から翌年にかけて、厳冬期の早月尾根を初めて踏破したのが立教大学だった。その前にも彼らは冬の鹿島槍天狗尾根、北壁、南アルプスにも輝かしい記録を打ち立てている。昭和11年、いよいよ […]