/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ギリシャ人の物語 全三巻」 塩野七生 著 ★★★★ 新潮社 「バウドリーノ」から始まったヨーロッパ詣で。 その後、「十字軍物語」「パックス・ブリタニカ」ときて、今本書にたどり着いた。「ローマ人」の物語から始まった歴史エッセイ(著者はこう定義している […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「パックス・ブリタニカ 大英帝国最盛期の群像」 モリス・ジャン 著 ★★★ 講談社 1897年、ヴィクトリア女王即位60周年記念祭の記述から始まる。 このころ大英帝国は絶頂期にあり、世界各地に植民地を持ち、まさに帝国の権威をほしいままにしていた。本書では、大英帝国の光 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「月の王」 馳星周 著 ★★ KADOKAWA 満州時代の上海が舞台の日本版「狼男」ファンタジー。 主人公の敵となる現地の悪者どもとの活劇が大半を占める。それが、あまりに漫画チックで、ちょっと残念。遥か昔にさかのぼる、昼間の大君と月 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「十字軍物語」 塩野七生 著 ★★★ 新潮社 全三巻 ウンベルト・エーコの「バウドリーノ」つながりから手に取った。 「ローマ人の物語」でもそうだったが、作者はまるで見てきたように歴史を語っていく。歴史探求と好奇心の追及はたいしたものだ。 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「バウドリーノ」 ウンベルト・エーコ 著 ★★★ 岩波書店 ウンベルト・エーコ、二作品目。前回手にした「薔薇の名前」よりかははるかに読みやすい。十字軍の史実半分、ファンタジー半分、そしてちょっとしたミステリーの味付け。「薔薇の名前」同様、 […]