/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「シャギー・ベイン」 ダグラス・スチュアート 著 ★★★★ 早川書房 著者はスコットランド出身。グラスゴーで過ごした貧困の少年時代をモチーフとして物語を膨らませ作品に仕上げたという。 完成までに30年をようし、出版に際しては30社以上から断わ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「パンとサーカス」 島田雅彦 著 ★★★★ 講談社 極上の娯楽作品に出会うことも本読みの醍醐味、この作品にはそんな言葉が当てはまる。冒頭、漫画風の乗りでぐいぐいと引き込まれていく。次第に風刺のきいたテーマが入り込んできて、一時の浅田次郎を彷 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「印」 アーナルデユル・インドリダソン 著 ★★★★ 東京創元社 著者の作品六作目にして、ようやくアイスランドの地名、人の名前、捜査官である主人公のバックグラウンドに違和感なく溶け込めるようになってきた。それも理由の一つなのか、 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「勝海舟 私に帰せず」 津本陽 著 ★★★ 潮出版社 明治維新の動乱を勝海舟の視点から描いた作品。 小説的な内容を期待して手に取ったが、どうも当てが外れたようだ。文献からの引用、訳が多く使われており、論文的な意味合いが強い。 「勝海舟 私に帰せ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「幕末三國志」 斎藤一男 著 ★★★★ 論創社 日本史の中では、いわゆる戦国時代が群雄割拠した三国志的な印象があった。しかし、江戸時代末期から明治維新にかけても、それに優るとも劣らない三国志があったといっても過言ではない。が、テンポが格 […]