/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「希望の峰 マカルー西壁」 笹本稜平 著 ★★ 祥伝社 「ソロ」シリーズ三部作の完結編、ということらしいのだが。 三作共、パターン化された展開は面白みに欠ける。パターン化が決して悪いということではないが、良い方向に向かうのは少ないのではないかと思う […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「エウスカディ」 馳星周 著 ★★★ 角川書店 バスク人、バスク地方の特殊性に目をつけて、それから話を膨らませていった物語。いわゆる「バスク」はスペインとフランス国境の両方に存在するということを初めて知った。バスクはそういう微妙な位置にあ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ザ・フォックス」 フレデリック・フォーサイス 著 ★★★ 角川書店 この作品を発表したのは作者が御年80歳のとき。おいおい、まだやっているのかという気持ちもあって手に取った。 読者を騙す手口はフォーサイス先生お手のものだが、今回は英国のコ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ソウルメイト」 馳星周 著 ★★★ 集英社 馳星周が動物本で直木賞を受賞するなんて、初期の頃のノワール作品を知っているものなら誰が予想できただろうか。近年作者の作品の題材はもっぱら山や自然そして犬となっている。その犬を題材とした作品の一 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「叛鬼」 伊東潤 著 ★★★ 講談社 「南総里見八犬伝」を読んだとき、いまいち時代背景が分からなかったので、その辺をもうちょっと掘り下げようとして、手に取った一冊。 南北朝の頃も複雑極まる時代だったが、室町後期はそれに輪をかけて混 […]