/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「宮尾本 平家物語」 宮尾登美子 著 ★★★ 朝日新聞社 全4巻 誰の作品だったか忘れたが、一度トライして難解なので途中であきらめた「平家物語」。もしかしたら、宮尾登美子の本なら読みやすいのではないかと思って手に取った。令和2年に入ってから読 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「カッティング・エッジ」 ジェフリー・ディーヴァー 著 ★★★ 文藝春秋 最近の作品はややトーンダウン気味でがっかりの連続だったが、この作品でちょっとだけ息を吹き返した感がある。だが、かろうじて及第点といったところで、初期の頃のような、切れ味、ワ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「百器徒然袋―雨」 京極夏彦 著 ★★★ 講談社 電気工事の図面引きの「本島」、出始めの頃。姪の強姦事件を薔薇十字社に相談に行ったのが運の尽き。榎木津の下僕仲間に引入れられてしまう。釜から瓶、そして山嵐事件へと続く。陰鬱さ、おどろおどろしさ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「線は、僕を描く」 砥上裕將 著 ★★★★ 講談社 メフィスト賞の作品ということで手に取ったが、その期待は大きく裏切られた。それまで抱いていたこの賞のイメージ、どちらかというとミステリーかファンタジー、を根本から覆す作品だったからだ。「面白 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「まほり」 高田大介 著 ★★★★ 角川書店 「烏の伝言」以来、長らく待ち望んでいた高田大介の本、やっぱり面白かった。伝奇小説の部類に入るのだろうが、単なる伝奇物に収まらないところが本書の奥深さ。鍵となる言葉が随所に散りばめられ、そ […]