/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「道誉と正成」 安部龍太郎 著 ★★★ 集英社 この時代はあまりにも混沌としていて掴みようがない。だから、いろいろな方面から描いた作品を通じて、その神髄に迫ろうとするのだが、おいそれとはいかないようだ。 作者も同様なことを感じていたらし […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「マンハッタンビーチ」 ジェファニー・イーガン 著 ★★★ 早川書房 ジェファニー・イーガン、二冊目。前に読んだ「ならずものがやってくる」よりはまともな作品。こちらは正当大衆小説。一人の少女の成長成功譚。読み始めてすぐ、ジェフリー・アーチャーを […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ならずものがやってくる」 ジェファニー・イーガン 著 ★★ 早川書房 ピュリツアー賞作品ということで手に取ったが、なんでこの作品がその賞を獲ったのか最後までわからなかった。音楽を通じて関わりのある複数の人物がそれぞれの挿話の中心人物となり、全体の […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「極寒の町」 アーナルデユル・インドリダソン 著 ★★★ 東京創元社 極まともな社会派推理小説。移民をめぐる問題はヨーロッパでは今かなり深刻な問題となっているようだ。必ずしも、小説の中身がその国の大勢を言い表しているわけではないが、作 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「義貞の旗」 安部龍太郎 著 ★★★ 集英社 新田義貞、名前は知っていてもどんな人物なのか全く知らなかった。歴史線上のどこに当てはまる人物なのか、この作品でようやく知ることが出来た。最近になってこの時代を描いた小説を何冊か読んだが、こ […]